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どんなときもWiFiの通信速度はどれぐらい?端末スペックと実測値を調査!

どんなときもWiFiの通信速度はどれぐらい?端末スペックと実測値を調査!

ポケットWiFiは家外問わずネットが利用でき便利ではありますが、通信速度が遅ければあまりメリットを感じないでしょう。

いくら無線でネットに接続できたとしても「動画が止まる」「画像が表示されない」「ページが開かない」など、遅いだけでイライラしてしまうことがたくさんあります。

ネット回線を選ぶ際に重要となる「通信速度」ですが、加入前に実態を掴んでおく必要があるでしょう。

そこで今回はどんなときもWiFiの通信速度について調査していきます。
端末スペックや実測値などを調べていき、どんなときもWiFiが速いのか、遅いのかを判定しましょう。

どんなときもWiFiのスペック

どんなときもWiFiでは「D1」というモデルのポケットWiFi端末が採用されています。
ソフトバンク/au/ドコモのLTE回線に対応しており、場所や環境に応じて最適なキャリア回線に切り替えることができます。

では、そんな「D1」とWiMAXの最新端末「W06」のスペックを比較してみましょう。

D1 W06
下り最大速度 150Mbps 1.2Gbps
上り最大速度 50Mbps 75Gbps
対応ネットワーク softbank/docomo/au 4G LTE WiMAX2+、au 4G LTE
連続使用時間 約12時間 約540分
WiFi規格 IEEE802.11b/g/n IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)、IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯)
同時接続台数 最大5台 最大16台
サイズ  約127×65.7×14.2mm 約128×64×11.9mm
重量 質量 約151g 125g
メーカー uCloudlink ファーウェイ・ジャパン

「最大速度」というのは理論上可能な速度を表すもので「ベストエフォート値」と呼びます。常にこの通信速度を発揮するというわけではなく、あくまで最大速度なので参考程度に見ておきましょう。

その他には対応しているネットワークが異なります。そして、1点気になるのがD1の「WiFi規格」です。

現在のWiFi規格で最新のものは「11ax」でその次が「11ac」となっています。「W06」は「11ac」に対応しているものの、D1は対応していません。

WiFi規格は無線通信のスペックを表す項目でもあり、「11ax」はまだしも「11ac」に対応していないのは見劣りしてしまいます。

同時接続台数もD1は最大5台までと少ないですし、全体的なスペックを見渡してみても、W06の方が優れています。

どんなときもWiFiの実測値を比較

通信速度は端末のスペックだけで決まるわけではありません。速度を評価するためには実際の利用者が計測したものを対象にするのが効果的です。

そこでここでは通信速度計測サイトの「みんなのネット回線速度」を用いて、どんなときもWiFiとその他の回線の平均通信速度を比較していきます。

利用者のリアルな計測結果が集められて平均化された通信速度なので、より実質的な評価が可能です。

回線名 下り平均速度 上り平均速度
どんなときもWiFi 9.72Mbps 5.54Mbps
WiMAX W06 39.17Mbps 4.52Mbps
FUJI WiFi 23.19Mbps 11.86Mbps
限界突破WiFi 17.53Mbps 17.7Mbps
ネクストモバイル 23.58Mbps 13.27Mbps
Mugen WiFi 17.38Mbps 10.39Mbps
縛りなしWiFi 15.15Mbps 4.31Mbps

どんなときもWiFiとその他のポケットWiFi各社の平均速度を並べてみました。

比較の結果、どんなときもWIFiの通信速度はかなり遅いと評価できます。

下り平均速度が40Mbps程度のWiMAXに負けるのは仕方ないかもしれませんが、その他のMugen WiFiや限界突破WiFiなど同じクラウドSIMのポケットWiFI同士の比較でも通信速度は負けています。

どんなときもWIFiは下り平均速度で10Mbpsと、日常的なネット利用については、そこまでの支障がでることは考えにくいですが、オンラインゲームや高画質の映画コンテンツの視聴には向いていません。

まとめ

どんなときもWiFiは端末スペックからも、利用者の実測値からも通信速度が遅いポケットWiFiであることが判明しました。

トリプルキャリア対応で申請なしでも海外で使えるなどメリットもあるのですが、日常的な用途だとスペック不足が否めません。

通信速度にこだわるのであればWiMAXを選択するのが無難といえるでしょう。

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