※「紲星あかりのインターネット回線解説」様より引用

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、在宅勤務（テレワーク）の導入を試みる会社がどんどん増えてきています。

しかし、在宅勤務を行うには自宅にネット回線がなければなりません。

ZoomなどのWeb会議やファイルのダウンロードを行う上で通信速度に優れ、安定感のあるネット回線が必要です。

しかも、急遽ネット回線が必要になった場合には、光回線などで工事を行う余裕もないため、必然的に工事不要で使えるポケットWiFiやホームルーターといった選択肢に絞られるでしょう。

本記事では、

• CHECK
• 「在宅勤務（テレワーク）はWiMAXで事足りるか」
• 「なんで普通のインターネットじゃダメなのか知りたい」
• 「在宅勤務（テレワーク）でおすすめのWiMAXが知りたい」

という方に向けて書いています。

どの記事よりも分かりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

最初に結論

結論①：WiMAXは在宅勤務（テレワーク）で使えます。

始めに言っておくと、WiMAXは在宅勤務（テレワーク）で使えます。

また、在宅勤務（テレワーク）以外のプライベートでも活躍します。

ただ、WiMAXも万能ではないので、使う際にはメリットはもちろんデメリットもあります。

結論②：WiMAXを契約するならどこ？

一時的に利用することを考えて「BIGLOBE WiMAX」が結論おすすめです。

但し、長期的に利用するのであれば月額料金が安い「Broad WiMAX」が良いですね。

利用する予定期間でどちらを契約するか選びましょう！

そもそも、WiMAXってなに？

WiMAXとは、自宅はもちろん、外出時でもWi-Fiが使えるようになる機械のことです。

「ポケットWi-Fi」と似たようなものだと思えばOKです。

工事不要ということもあり、学生や賃貸暮らしの方にとても人気のある機械なんです。

しかし、そんなWiMAXにもメリット・デメリットが存在します。

次の章で、メリット・デメリットを紹介していきます。

WiMAXのメリット

• メリット
• 通信速度が速い
• 価格が安い
• すぐに使える
• どの場所でも使える
• 月額料金が安い
• 通信制限にほぼかからない

WiMAXには、主に上記の6つのメリットがあります。

月額料金が約4,000円程度で、他のポケットWi-Fiと比べても1,000円～2,000円程安いです。

また、3日で10GBの利用で通信制限になりますが、これもあまり気になりません。

具体的に言うと、YouTubeを50時間程度見るくらいのデータ量です。

下記の方でもお伝えしますが、在宅勤務（テレワーク）も快適に行える通信速度も魅力的です。

WiMAXのデメリット

• デメリット
• 通信が不安定になる場面がある
• 通信速度の最高値はほぼ出ない
• 使えないエリアがある

WiMAXのデメリットは主に上記の3つです。

WiMAXはコンクリート製の建物や地下鉄内でほぼ使えません。

また、離島や特定の村など、WiMAXが使えないエリアもあるんです。

ただ、それ以外の普段使うような場所では普通に使えるので、安心してください。

そして、WiMAXが誇っている通信速度ですが、なんとその最大値はほぼ出ません。

出ないからといって、通信速度が遅いというわけではありません。

ですが、その最高通信速度数に惹かれて購入する方であれば、注意が必要です。

在宅勤務（テレワーク）で最低限必要なネット回線の条件

まずは、在宅勤務（テレワーク）で必要なネット回線の条件を見ていきましょう。

プライベートではなく仕事で使うためのネット回線には何が必要なのでしょうか。

また、新型コロナウイルスの影響で急遽在宅勤務をしなければならなくなった場合も想定して解説していきます。

通信速度

まず必要となるのは「通信速度」です。

通信速度が優れていなければ業務で使用するサービスなどに支障が出てしまいます。

在宅勤務（テレワーク）において、通信速度は外せない条件ですね。。

例えば、ZoomやSkype、チャットワークなどを使ってWeb会議をする場合や仕事で使用するファイルをダウンロードするなど通信速度が低いと効率が下がります。

Web会議に必要な通信速度は以下のようになっています。

ここでは、在宅勤務（テレワーク）でよく使われる「Zoom」・「Skype」で比較しています。

	Zoom	Skype
通話	60~80Kbps	100Kbps
ビデオ通話	600Kbps	300Kbps
ビデオ通話（HD）	1.2Mbps	1.5Mbps
ビデオ通話（グループ）	1.2Mbps	2~8Mbps

それぞれの通信速度を比較すると、このような感じになりました。

1.2Mbps（メガビーピーエス）くらいの通信速度が必要だということが分かりますね。

「何のことか分からないけど、とにかくこのくらいいるんだな」程度に分かっていただければOKです。

安定感

また、在宅勤務（テレワーク）では、安定感も必要になってきます。

在宅勤務（テレワーク）中に、ブツブツと通信が切れてしまっては、仕事もするにできません。

安定感を得るためには、「在宅勤務（テレワーク）の必須条件①」で示した1.2Mbpsを超える通信速度が必要です。

では、ネット回線各社の平均通信速度を見てみましょう。

	下り平均速度
WiMAX W06	39.6Mbps
どんなときもWiFi	9.64Mbps
ソフトバンクエアー	27.06Mbps

WiMAXとその他人気機械の通信速度を比較してみると、このような感じになりました。

通信速度の面から見ると、WiMAXが圧倒的に優れていることが分かります。

数字にして表すと、在宅勤務（テレワーク）に必要な通信速度の約35倍速く動きます。

逆に、どんなときもWiFiを使う際には、仕事に支障が出る可能性が高いので注意してください。

在宅勤務（テレワーク）の必須条件③　使えるまでの早さ

いきなり在宅勤務（テレワーク）が始まっても、まず使えないことには仕事ができません。

そのため、ネット環境が使えるようになるまでのスピードも在宅勤務（テレワーク）には必要なのです。

ネット環境が使えるようになるまでに必要な期間は、それぞれこのようになります。

	ネットが使えるまでの必要日数	配達日時
WiMAX	約1日～2日	即日
どんなときもWiFi	約日1～2日	即日
ソフトバンクエアー	約4日～7日	約2日～4日

上記の表から、「WiMAX」・「どんなときもWi-Fi」が早く利用できることが分かりますね。

急遽在宅勤務を余儀なくされて自宅に仕事用のネット回線を用意しなければならない場合、光回線に申し込んで開通工事を行っている暇はまずありません。

重要なのは申し込んでからすぐに使えるというスピード感なので、選択肢はポケットWiFiもしくはホームルーターに絞られるでしょう。

WiMAXであれば申し込んですぐに端末が発送され、届いてからその場で使い始めることが可能です。

急な在宅勤務（テレワーク）になるのなら、「WiMAX」・「どんなときもWi-Fi」がおすすめです。

在宅勤務（テレワーク）の必須条件④　セキュリティ性能

業務でネット回線を使用する場合、個人情報流出を防ぐために、セキュリティ面での配慮も重要となります。

WEPやTKIP、AESといった暗号化や認証方式などセキュリティ性能の高い接続方法を使う必要があります。

それぞれのセキュリティ性能を比較してみると、このようになりました。

	セキュリティ性能
WiMAX	非常に高い
どんなときもWiFi	非常に高い
ソフトバンクエアー	非常に高い

上記の表から、どの機械もセキュリティ性能はバッチリだということが分かりますね。

特に、WiMAXには「WPA」という安心安全のシステムを使っています。

具体的に表すと、解読するのに数億年かかるくらいの強度を誇っているんです。

また他の機械もセキュリティに関しては心配いらないので、安心してください。

そもそも普通のインターネットじゃダメな理由

「WiMAXとかじゃなくて、普通のインターネット環境じゃダメなの？」と思われがちです。

正直、比にならないくらい通信速度が早く快適なので、普通のインターネット環境（光回線等）の方が良いです。

ただ、工事期間が1ヶ月ほどかかってしまうので、急な在宅勤務（テレワーク）に向いていない・・・というより間に合わせないという表現の方が正しいですね。

ちなみに、こんな人は普通のインターネット環境がおすすめです。

• 普通のインターネット環境がおすすめな人
• 家族暮らしの人
• 在宅勤務（テレワーク）開始日時が数ヶ月先の人
• 今後も快適なネット環境にしたい人

WiMAXは速度制限があるけど大丈夫？

WiMAXを在宅勤務で利用する上で1つ気になるのが「速度制限」です。
速度制限がかかってしまうと業務に支障が出てしまいます。

しかし、WiMAXの速度制限は仕事時間以外でかかるようになっているのでそこまで心配いりません。

WiMAXでは「直近3日間で10GB以上利用した場合、翌日の混雑時間帯（18:00~翌2:00）までの通信速度を1Mbpsに制限する」と定められています。

仕事をする時間帯であれば速度制限の影響を受けることはないので大丈夫です。

おすすめのWiMAX代理店

短期間の利用を考えるなら解約金の安い「BIGLOBE WiMAX」がおすすめ

• BIGLOBE WiMAXのおすすめポイント
• 契約期間が短い
• 違約金が安い
• キャッシュバックがある

在宅勤務のために自宅に仕事用のネット回線を改めて用意しなければならない人も多いでしょう。

しかし、一時的な在宅勤務となることを考えると、2〜3年の契約期間が定められているWiMAXは不向きかもしれません。

在宅勤務が解除されて契約途中で解約をすると違約金の支払いが発生してしまいます。

そこでおすすめなのが「BIGLOBE WiMAX」です。

他の機械は2～3年の契約期間があるところ、「BIGLOBE WiMAX」はたったの1年で済みます。

「BIGLOBE WiMAX」は他のプロバイダと比較して月額料金こそ高いものの契約期間が1年と短く、違約金もたったの1,000円です。

今なら新規加入で15,000円のキャッシュバックも用意されているので、端末代金もカバーできます。

短期間の利用であれば、レンタルWiFIももちろんおすすめですが、WiMAXに加入するのであれば違約金の安い「BIGLOBE WiMAX」がおすすめです。

おすすめの端末

快適なネット環境を整えたいならWiMAX Speed Wi-Fi NEXT WX06がおすすめ

• Speed Wi-Fi NEXT WX06のおすすめポイント
• 5GHz帯が使える
• 簡単なWi-Fi接続方法
• データ通信量がすぐ分かる

快適なネット環境を整えたいのなら、Speed Wi-Fi NEXT WX06がおすすめです。

Speed Wi-Fi NEXT WX06には、5GHz帯という接続機器の干渉が少ない電波で繋げることができます。

要は、通信速度が速くなり、安定するということです。

また、ORコードを読み込むだけでWi-Fiが接続できるので、機械音痴の方も使いやすいです。

そして、画面上にデータ通信量が表示されているので、どれだけ使ったかが丸わかりです。

外で使わないならSpeed Wi-Fi Home L02がおすすめ

• Speed Wi-Fi Home L02のおすすめポイント
• 高画質動画を視聴できる
• 安定して接続できる
• 手軽にインターネット環境が整う

外出先にインターネット環境が必要ないなら、Speed Wi-Fi Home L02がおすすめです。

Speed Wi-Fi Home L02では、上記2つの機械では難しい高画質動画を視聴することができます。

また、4本のアンテナが配置により360度全方向の電波をキャッチします。

これにより、家のどこにいても安定して接続することができます。

そして、Speed Wi-Fi Home L02は付属のコンセントを繋ぐだけでインターネット環境が整う手軽さがあります。

何度も言いますが、外出先では使えないので、そこだけ注意してください。

まとめ

今回は、在宅勤務（テレワーク）でWiMAXが使えるかどうかを検証していきました。

在宅勤務（テレワーク）でも普通にWiMAXが使えますし、WiMAXであれば通信速度に優れているので業務も安定して行えます。

速度制限も業務時間外でしかかからないので心配する必要もありません。

光回線の開通を待つ余裕がないならWiMAXに加入することをおすすめします。