光回線の申込み窓口には主に「公式」「プロバイダ」「代理店」の3つが用意されています。

それぞれに特徴がありますが中でも「代理店」窓口には「キャッシュバックが高額」「割引キャンペーンが豊富」など、ユーザーにとってメリットのある特典が用意されています。

しかし、「本当にキャッシュバックが貰えるの？」「何か裏があるんじゃないの？」など不安に思う方も多いでしょう。

光回線の販売代理店には、聞き慣れない業者名が多いこともあり、申込みを躊躇してしまうかもしれません。

今回は光回線を代理店から申し込む際の特徴や注意点について詳しく解説していきます。

代理店のキャッシュバックが豪華になっているのはなぜ？

そもそも光回線の「販売代理店」とはどのような業者なのでしょうか。

光回線に申し込む際、選択肢として最も思い浮かぶのが「公式窓口」です。

それに対して販売代理店は回線業者から販売業務を請負い、加入窓口としての機能することで「販売手数料（インセンティブ）を受け取ることで収益を上げています。

販売代理店としては、より多くの消費者が自分が請け負う窓口から申し込んでくれた方が利益になるため公式窓口のキャンペーン特典に追加する形で代理店独自のキャンペーンを実施しています。

そのため、公式窓口よりも代理店窓口の方がキャッシュバック金額が高額になったり、割引特典が豪華になる傾向にあります。

代理店から申し込む際の注意点を把握しよう

光回線の代理店窓口では、公式キャンペーンに追加する形で代理店独自のキャンペーンを実施するので公式よりも特典が豪華になる傾向にありますが、代理店から申し込む際にはいくつかの注意点があります。

ここでは代理店から申し込む際にチェックすべきポイントを解説していくので、必ず把握しておくようにしましょう。

①キャッシュバックの適用条件は？「オプション・サービス加入」は必須？

キャッシュバック特典には現金を受け取るための「条件」が定めれています。

適用条件を満たさなければキャッシュバックが受け取れないので、代理店・公式問わず必ずチェックしておく必要があるでしょう。

代理店が実施するキャッシュバックは確かに高額なのですが、業者によっては適用条件が複雑で満額もらうのが難しいところもあります。

例えば、以下のような条件が数多く見られます。

・「光回線」＋「指定オプションへの加入」
・「光回線」＋「光電話」「光テレビ」「指定サービスへの加入」

このように有料オプションや指定サービスに追加加入することを条件にキャッシュバックを満額プレゼントするというやり方が多いです。

また、「ネットのみ」の契約だとキャッシュバック金額が低く抑えられるなど、あまりお得にならないことさえあります。

代理店から申し込む際には、キャッシュバックを受け取るためにオプションやサービスへの加入が必須かどうか、ネットのみの加入で得られるキャッシュバックはいくらかなどを必ず確認してください。

②キャッシュバックの受け取り方法を確認！もらい忘れを防止しよう

キャッシュバックの「受け取り方法」にも注意が必要です。「加入すれば自動的に口座に振り込まれる」という形をとっている代理店はほとんどないので注意してください。

中には、受け取りまでの期間が長く、受け取り手続きが複雑になっている代理店もあり、「キャッシュバックのもらい忘れ」といったトラブルもよく見られます。

適用条件と同様に正しい受け取り手続きを行わなければキャッシュバックを受け取ることができないので、こちらも必ずチェックしておいてください。

代理店によって受け取り方法は異なりますが、例えば以下のようなものが挙げられます。

・申込み時の電話で振込用口座を教える→開通の2カ月後に振込
・開通の10ヶ月後に受け取り手続き用URLが記載されたメールが届く→メールから手続きを完了させる→手続き完了の翌月末に振込

受け取り方法だけでも簡単に済むものから、時間や手間がかかるものまでさまざまです。

受け取りまでの期間が長く、手続きが複雑なほどもらい忘れのリスクが高まるので注意してください。

まとめ

光回線の代理店では確かに公式窓口よりも豪華なキャッシュバック特典を用意していることが多いです。

しかし、中には「指定オプション・サービス」への加入を適用条件に課しているものや、受け取り期間や手続きが複雑になっているものがあります。

キャッシュバックをもらい忘れると代理店から申し込むメリットが一切なくなってしまうので、チェックポイントに必ず目を通しておくようにしましょう。