多くの企業がネット販売を始めたことでクレジットカードの情報など個人情報をインターネットに入力することが増えてきました。

セキュリティ対策がしっかりしていないと個人情報が盗まれることやウイルスに感染してしまう可能性が高くなります。

手遅れになる前にしっかり対策をおこなうことが大切です。光回線のセキュリティ対策にはどのようなものがあるかご紹介します。

セキュリティ対策をしていないとこんな危険が…

ウイルスに感染！

ウイルスに感染するとパソコンの起動や動作が遅くなったり関係のないサイトが表示される、知らないうちに覚えのないファイルがデスクトップに表示されていたりします。

パソコンの動作やインターネット、メール、データと様々なところに症状があらわれます。

乗っ取られる！

パソコンやスマホの乗っ取りには主に、遠隔で操作をされる、管理者権限の奪取、パソコンのリソースが使用されるというものがあります。

遠隔操作されることにより自分自身に被害がでる他に知らないうちに加害者になっていることもあります。

近年ニュースにもなった仮想通貨の流出は、パソコンが乗っ取られ、勝手にリソースが使用されマイニング(採取)が勝手に実行されたことにより起きました。

個人情報が流出！

パソコンのファイルに保存している資料や通信販売を利用する際に入力した名前や住所、パスワード、最悪の場合クレジットカードの番号まで盗まれてしまう可能性があります。

個人情報の流出は気づかれていないものもたくさんあるため正式な人数は分かっておりませんが、JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)によると2018年の個人情報の流出は560万人以上となっています。

危ないのはどんなとき？

セキュリティ対策をしっかりしていないと起こりうる被害についてお伝えをいたしました。

では、どのようなときにパソコンやスマートフォンは危険にさらされるのでしょうか。

メール

メールからウイルスに感染、と聞くと見知らぬ人からのメールに添付されているファイルを開いたときというイメージをお持ちの方は多いかもしれません。

実際は、メール本文に記載されているURLをクリックしただけ、もっとひどい場合ではメールを開いただけでも感染する場合もあります。

知っている人からのメールだったとしても送信者がウイルスに感染をしていた場合も同じように感染します。

インターネットやネットワーク

ウイルスが仕掛けられたインターネットのページを閲覧、無料ゲーム等をダウンロードしたことにより感染することがあります。

インターネットのページではアダルトサイトや出会い系サイトからの感染事例が多く報告されています。

また、不特定多数の人が閲覧できるインターネットだけではなく、限られた人が繋げることができるネットワークでもその中の誰か１人が感染していた場合も感染する恐れがあります。

記憶媒体

USB媒介ウイルスと呼ばれるウイルスは、USBなどの外部記憶媒体をパソコンに接続しただけで(インターネットに繋げていなくても)感染するように設定されています。

プログラムのインストール

「ウイルス対策ソフト」のように見せかけてソフトをインストールさせて感染させる方法です。

代表的な例として「あなたのコンピューターはウイルスに感染しています。」といったメッセージを表示し対策ソフトのインストールへ誘導させるといったものがあります。

光回線のセキュリティ対策

セキュリティ対策の種類と方法についてご紹介します。

セキュリティ対策の種類

ウイルスチェック
有害webサイト
迷惑メール
ランサムウェア対策
ネットバンキング保護
フィッシング対策
パスワード管理対策
等、多岐にわかれています。

セキュリティ対策ソフトをインストールする方法

総合的なセキュリティ対策をおこなうソフトに加えて、ランサムウェア対策やネットバンキング保護、フィッシング対策などに特化したソフトが販売されています。必要な対策ソフトを購入しインストールすれば完了です。

ただし、世の中の状況は日々進化しているためそれに対応できるようにソフトウェアもアップデートしなくてはいけません。

そのため一度インストールしただけではセキュリティ対策としては不十分です。常にアップデートし、最新のウイルスにも対応できるようにしておかなくてはなりません。

プロバイダが提供するサービスを利用する方法

プロバイダも市販のものと同じ総合的な対策ソフトを提供している場合があります。

市販のものと同じものを使用しているためセキュリティの強化やウイルスが仕掛けられている可能性のあるインターネットのページをブロックしてくれる等、幅広く対応されています。

市販のソフトは購入後1～3年間使用できるものが多く、有効期限を過ぎたものはセキュリティ対策の効力がなくなってしまいます。

しかし、プロバイダが提供しているサービスの多くは月額性のため契約をしている限り効力は続き、常にアップデートされた状態で使用することができます。

プロバイダによっては市販のソフトによるパソコン上でのウイルスチェックに加えて、ネットワーク上でもメールやインターネットページのウイルスチェックをおこなっているところがあります。

パソコンとネットワーク上の2ヶ所でチェックされるためより安心して使用できます。

まとめ

光回線の普及によりインターネット通信が快適になりました。

最近ではインターネットに触れない日はないくらい当たり前になっていますが、触れた分だけウイルス感染するリスクも高く、時には加害者にもなってしまいます。

正しいセキュリティ対策で自分の身は自分で守り、楽しいインターネットライフを送ってください。